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夢と刀

  • 2013年1月26日
  • 読了時間: 2分

高校時代の恩師からの手紙

「結果だけを追い求めず、園子らしさを貫いて下さい』

去年届いてから意味をずっと考えていたのだけど、今日読んだ本に答えを見つけた気がする。

『夢を実現させればたしかに素晴らしい世界がありますが、

その途中で起こる出来事、人との出会いや経験も、

夢そのもの以上に盛りだくさんの過程です。

途中を楽しもうと思えない人は、夢が実現したときも、その状況を楽しめないでしょう。』

美術大学に入るきっかけをくれたK先生、

高校が終わると逃げるように美術予備校へ、絵を描いて家に着くのは毎日夜11時過ぎ…

廊下で会うと「大丈夫か~武田、クマがスゴいぞ」と心配され。

その頃の私は人を必要以上に寄せ付けるのが嫌で(傷つくのが怖かったのだと思う)

「あなたはガラスか刃物みたいで、近くに寄るとスパッと切られそう」

と母に言われていた。

そんな事を言われると逆効果なんだけど…とか思っていた。

夢に近かったLAの7年前。

LAを立ち去った5年前は、悔しさを抑えきれなかったけど

そのまま残って仕事と子育てをしていたら、仕事に比重が偏って家族が犠牲になっていたかも。

本気で息子と遊んだり英語を教えている夫を見て、

私が異国で同じように日本語を教えられるか…ちょっと自信が無い。

そういう事に気付くための時なのだと。

先日、高校の同窓会で「園子まるくなったね~」ってしみじみ言われ。

年月を経ても変わらず会える友人達がいるし、

あまり楽しめなかった高校時代を埋め合わせる事も出来るのだと思った。

黒澤明監督『椿三十郎』で奥方が三十郎(三船敏郎)に言うセリフ

「あなたはキレるけど、ギラギラしていて鞘に入っていない刀のよう…

本当に良い刀は鞘に入っているものです。。」

ワタシも鞘を手に入れないと。

ちなみにK先生は埼玉県M高校の校長先生になりました。

すごいなK先生。会えて良かった!

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